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妖精武器

妖精武器

妖精学者にして妖精技師でもあり、芸術家としても名を残すフレディ・ビハインが対妖精戦闘用に開発した特異な武器。妖精原体を利用しているとされるが、その製法は謎に包まれており、現在の技術では再現不可能である。統一戦争時、各国の英雄、七騎士が使用していた。イースタルドに七つしかないという。現存する妖精武器は妖精省が管理している。

ペインシーラー

右腕の形をした仕込み槍。非常に精巧な機構を有し、義腕としても機能する。妖精武器の中でも特異な形状。七騎士の一人ユアン・ブリーズが所有していた。彼の死後は統一ゼスキアが接収し、妖精省が保管している。

ヴェロスティール

剣。手に持つと実際の重量より軽く感じる。扱いやすいだけに、手練れが使うと恐るべき威力を発揮。七騎士の一人ジェット・グレイブが所有していた。のちにフリー・アンダーバーが受け継ぐ。所有者はフリーだが、妖精省が管理している。

ガドファクス

切断に特化した大剣。見た目どおり重量があり、常人では振り回すことすら困難である。七騎士の一人ビーヴィー・リスカーが所有している。

フラタニル

盾と短い剣が組み合わされており、両者は鎖で繋がっている。剣は盾に収納可能。七騎士の一人ガーラン・バトルが所有していた。彼の死後は統一ゼスキアが接収し、妖精省が保管している。

アリアドラ

いわゆる蛇腹剣。七つある妖精武器の中でもっとも扱いが難しい。破損させることなく実用できるのは七騎士の一人ネイン・アウラーのみとされる。所有者はネインだが、妖精省が管理している。

ソロリアス

三叉型の穂先を持つ槍。穂先の斬れ味は凶悪の一言。「撫でるだけで斬れる」。七騎士の一人レイ・ドーンが所有。戦場でレイ・ドーンがソロリアスを振るえば、血が大河となって流れたという。

モルテラント

短剣。その刃は過たずに致死の一撃を与える。七騎士の一人ハリスタンが所有していた。彼が服毒自殺したあとは所在不明に。