戦後、サイダル王の王位を返上したゴルバーンは筆頭宰相である首相に就任、統一戦争でとくに大きな功績をあげた5名に自治領を与え、公に封じた。
元カルオーの将軍『レイ・ドーン』。カルオー制圧とファナチカ戦で多大な功績をあげ、旧カルオーの三分の一程度の領地(カルオー公領)を与えられる。
元アイネデルンの将軍『シュヴァルツ・ディーゼ』。アイネデルン制圧とその後の戦闘で多大な功績をあげた。旧アイネデルンの半分程度の領地(ハイブランツ公領)を与えられる。
元レドラッドの将軍『パトリック・スタリー』。レドラッド制圧などの戦闘で多大な功績をあげる。のちに首相暗殺未遂事件の首謀者として逮捕され、裁判の前に毒を呷って自害した。
元ティムーンの有力者『ウマル・ジュジュマン』。ティムーン制圧と数々の戦闘で活躍。首相ゴルバーンの盟友であったが、疑心暗鬼に陥って反乱を起こし、処刑された。
サイダル軍にその人ありと恐れられた元将軍『ユアン・ブリーズ』。七騎士の一人。謀反の疑いをかけられ、悲憤慷慨して挙兵。統一戦争最大の英雄は戦って死んだ。
統一戦争で活躍した七人の代表的な妖精兵。サイダルの【最後の騎士】ガーラン・バトルと【咎人の槍】ユアン・ブリーズ、レドラッドの【閃光】ジェット・グレイブ、アイネデルンの【魔女】ネイン・アウラー、ティムーンの【死の王子】ハリスタン、各地を転戦した【自由闘士】ビーヴィー・リスカー、カルオーの【将星】レイ・ドーンの七名。
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